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~共生社会の美名の下で進む自国弱体化と、円安で日本が安売りされる現実~

皆さん、ふと疑問に思ったことはありませんか?
2024年2月、当時の岸田文雄首相が法務省などの共催する「共生社会と人権に関するシンポジウム」に寄せたビデオメッセージで、こんな内容を全国に、そして世界に向かって発信したんです。

「残念ながら、我が国においては、雇用や入居などの場面やインターネット上において、外国人、障害のある人、アイヌの人々、性的マイノリティの人々などが不当な差別を受ける事案を耳にすることも少なくありません」「近年、外国にルーツを有する人々が…偏見等により放火や名誉毀損等の犯罪被害にまで遭う事案が発生しており、『次は自分が被害に遭うのではないか』と、日々、恐怖を感じながら生活することを余儀なくされている方々もおられます」「特定の民族や国籍の人々を排斥する趣旨の不当な差別的言動、まして、そのような動機で行われる暴力や犯罪は、いかなる社会においても決してあってはなりません」

一見すると「差別は許されない」という当たり前のことを言っているように聞こえます。でも、なぜ日本のトップが、自国を「差別が横行し、被害者が恐怖に怯えている国」のように印象づける発信をしたのでしょうか? 自国を貶めるようなトップが、世界の他の国にどれだけいるでしょうか。

このメッセージはSDGsの「誰一人取り残さない」という理念を掲げ、多様性と包摂性を強調するものでした。政府の公式スタンスとして「共生社会の実現」を訴える内容ですが、実際に日本社会で暮らす多くの人から「これって日本を悪く言ってるよね?」「なぜ首相が自ら火に油を注ぐようなことを?」という声が上がりました。特にX(旧Twitter)では今でもこの話題が定期的に再燃し、「日本は世界で最も差別の少ない国の一つでは?」「周りにそんなに恐怖を感じてる外国人や性的少数者を見たことがない」という意見が目立ちます。

現実のデータと「印象操作」のギャップ

もちろん、差別や偏見がゼロの社会など存在しません。日本にも問題はあります。ヘイトスピーチや特定の民族を狙った嫌がらせ、障害者への理解不足、性的少数者への偏見は確かに存在しますし、個別の痛ましい事件も報じられてきました。

ただ、規模や頻度を客観的に見てみるとどうでしょうか。アメリカではFBIの統計で年間数千件から1万件超のヘイトクライムが報告され、人種・民族を理由にした暴力や脅迫が日常的に起きています。日本では同様の包括的な「ヘイトクライム統計」がないものの、注目される事件は限定的で、全体の犯罪発生率自体が世界トップクラスに低いのが実情です。外国人犯罪の検挙件数も近年増加傾向にありますが、それは在留外国人数の増加に伴うもので、社会全体の治安を脅かすレベルではありません。

それなのに、なぜ首相が「日本ではこういう問題が少なくない」と強調して国内外に発信するのか。結果として生まれるのは「日本=差別的な後進国」というイメージです。欧米メディアや国際機関が好んで取り上げる「日本の人権問題」として利用されやすい形になってしまっています。これを「自国を貶める発信」と感じる人が多いのは当然のことでしょう。

なぜこんな発信をしたのか? 表向きと、もう一つの視点

表向きの理由は明確です。国際社会が共有する「普遍的価値」(法の支配、基本的人権)を日本も重視し、SDGs達成やG7などの枠組みで「多様性尊重」をアピールするため。国内でも人権団体やメディア、グローバル企業から「もっとインクルーシブに」という圧力がかかっていた背景があります。岸田政権は「新しい資本主義」や分配政策を掲げていましたが、文化・社会政策でもグローバルスタンダードに合わせる姿勢を見せた形です。

しかし、もう少し深く、批判的・陰謀論的な観点から見てみると、別の景色が見えてきます。

一つは、日本社会の「均質性」を弱体化させる流れです。日本がこれまで世界に誇ってきた低犯罪率、高い社会的信頼、強いコミュニティの絆は、民族的・文化的な共通基盤(いわゆる「日本らしさ」)に大きく支えられてきました。それを「差別」とフレームアップし、首相自らが問題視することで、「多様性を受け入れろ」という圧力をかけやすくなります。欧米で多文化主義が社会分断や治安悪化を招いている事例を横目に、日本でも同じ実験を繰り返そうとしているように見えるのです。

二つ目は、経済的な「日本売り」とのつながりです。岸田政権の時期、円は急激に減価しました。1ドル=110円台前半から一時160円を超える歴史的な円安です。輸出企業にとっては追い風ですが、国民生活は輸入物価の高騰で苦しみました。一方で、外国人投資家(特に欧米のファンド)からは「日本株や不動産がバーゲンセールでお買い得」との見方が広がり、大量の資金が流入しました。

円安を招いた要因は日銀の長引く金融緩和と米国の利上げによる金利差が大きいですが、政府・日銀の対応が後手に回った印象は否めません。結果として、日本の国富(企業価値や資産)が相対的に外国資本に安く渡る構造が生まれました。首相が「開かれた共生社会」を世界にアピールすることで、外国からのヒト・カネの流入を後押しし、グローバル金融資本にとって「入りやすい日本」を演出した側面はないでしょうか。

自国通貨を弱くし、自国社会を「差別問題を抱える国」と世界に売り込み、結果として資産が安く買われる——。これを「恥ずべき首相」と感じる人がいても不思議ではありません。

自国を貶めるリーダーは本当に必要か?

世界の他の国を見てみてください。アメリカのトランプ前大統領は「アメリカを再び偉大に」と自国を鼓舞するメッセージを繰り返しました。中国の指導者も自国の強みを前面に出します。日本の近隣国でも、自国批判を国際社会に積極的に発信するトップはほとんどいません。

日本だけが、なぜ自虐的な発信を首相自らが行うのか。背景には戦後教育や自虐史観の影響、国際機関やグローバルエリートとのつながり、国内の特定勢力の思惑など、さまざまな要因が絡んでいる可能性があります。中央銀行を通じた金融政策が円安を加速させ、国際的な「人権・多様性」アジェンダが文化的な抵抗を薄めていく——まるで経済的にも文化的にも日本を「グローバルに溶かし込む」ような動きに感じる人も少なくありません。

もちろん、これをすべて「陰謀」と断定するのは早計です。でも、少なくとも「表向きの綺麗事だけで片づけず、複数の角度から疑ってみる」姿勢は必要です。情報が一方向に流れやすい時代だからこそ、批判的思考が「気付き」の第一歩になります。

私たちにできること — 日本人の誇りを取り戻すために

このメッセージをきっかけに、改めて考えてほしいことがあります。

日本が本当に強かったのは、違いを認めつつも「和」を重んじ、共通の価値観で結ばれていた時代です。無理に欧米流の多様性を輸入し、社会の分断を招く必要はありません。外国人との共生も、日本文化の良さを守りながら自然に進められる道があるはずです。

政治家には、国民の誇りを高め、国を守るのが本来の役割です。自らを貶める発信は、結果として国を弱くし、外部からの干渉を招きやすくします。円安で国富が流出し、文化面でも伝統的な価値観が相対化される——そんな流れに、ただ流されるだけでいいのでしょうか。

一人ひとりが「これは本当に日本のためになっているのか?」と問い直すこと。歴史や経済のつながりを自分なりに調べ、鵜呑みにしないこと。それが、陰謀論的な視点も交えつつ、健全な批判的思考を育む第一歩です。

日本人は本来、勤勉で礼儀正しく、危機に強い民族です。その誇りを取り戻し、真に自立した国になるために——こうした「気付き」の輪が広がることを願っています。


上城 孝嗣

日本を愛する人と繋がりたい🇯🇵🌸毎日「気づき」を提供するために発信中! 嘘を教える教育や、メディアに破壊され続けてきた日本人の魂。まずは何事にも好奇心を持ち、世界にも目を向ける事。これまで知らなかった多くの事を学ぶと全てが繋がって真実が見えてきます。 「知らないのは恥ではない、知ろうとしないのが恥である」

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