北方領土は、ソ連が終戦直後に勝手に占領した——
多くの日本人がそう思い込んでいます。
でも実際は違います。
1945年2月のヤルタ会談で、米英ソはすでに千島列島の引き渡しを合意していました。
その直後、アメリカはソ連に対し、上陸用舟艇や掃海艇など艦船149隻を無償で貸与。
アラスカで約1万2000人のソ連兵を訓練する極秘作戦「プロジェクト・フラ」まで実施しています。
北方四島の占領作戦に投入された艦船の多くが、実はアメリカ製だったのです。
この事実を知ったとき、私は強い違和感を覚えました。
なぜ、これほど重要な歴史が日本国内であまり語られてこなかったのでしょうか。
ロシアが返還を拒み続ける本当の理由も、単なる「戦勝国の権利」ではありません。
返還後にアメリカ軍の基地が置かれることへの警戒が、今も根強く残っているからです。
「ソ連の不法占拠」という単純な物語の向こう側に、どんな権力の都合が隠されているのか。
続きでは、プロジェクト・フラの全貌と、なぜこの事実が伏せられてきたのかを詳しく掘り下げています。














