「失われた30年」という言葉を、私たちはもう何度聞いてきたでしょうか。
でも、その「起点」がどこにあるか、ちゃんと考えたことはありますか?
バブルが弾けたのは1991年です。なのになぜ、「失われた」のは30年前——つまり1995年からなのか。そこには、私たちのほとんどが知らない「あの年の正体」が隠されています。
1995年、アメリカでは金融業界のトップが政府中枢に入り込み、グローバリズムという名の新しい経済秩序が静かに産声を上げました。同じ年、日本では財界が「これからは非正規雇用を積極的に使います」と堂々と宣言し、地方では「コストカット=改革者=ヒーロー」という図式が生まれ始めます。
グローバリズム、非正規雇用の拡大、ポピュリズムの台頭——この3つが、たった一年の間に同時多発的に動き出していたのです。
そしてこの年、阪神淡路大震災とオウム真理教事件が立て続けに起き、戦後日本がずっと享受してきた「小春の日々」が、完全に終わりを告げます。
社会学者・見田宗介が分析した「理想の時代・夢の時代・虚構の時代」という戦後の3区分を手がかりに、1995年という年を丁寧に読み解いていくと、今の日本社会の「設計図」がくっきりと見えてきます。
あなたが感じるこの生きづらさの「震源地」は、30年前のあの年にあるのかもしれません。
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