全国のこども食堂が、ついに1万か所を突破しました。
ボランティアの善意が広がり、地域のつながりが生まれている——ニュースはそう伝えます。でも、少し立ち止まって考えてみてほしいです。
「こんなにたくさん必要」という事実そのものが、すでに異常なのではないか、と。
厚生労働省のデータによれば、日本の相対的貧困率は15.4%。国民の約6〜7人に1人が該当します。子どもに限れば9人に1人、ひとり親世帯にいたっては2人に1人が貧困状態にあります。これがG7の一角、世界第4位の経済大国の姿です。
では、なぜこの問題は40年近くにわたって改善されないのでしょうか。
防衛費はGDP比2%へ倍増される一方で、子育て予算の財源論は先送りを繰り返してきました。「子どもは未来の宝」と口では言いながら、政策の優先順位はどこにあったのか。そして「自己責任」という言葉が、困っている人たちをずっと沈黙させてきたのではないか。
本記事では、こども食堂の急増が示す日本社会の構造的な問題を、統計データ・政策の優先順位・そして「なぜ貧困は放置されてきたのか」という踏み込んだ視点から深掘りしています。北欧との比較、シルバー民主主義の罠、見えない子どもたちの実態——「美談」の裏に隠れた不都合な真実を、一緒に考えてみてほしいのです。
本当に目指すべきは、こども食堂が必要とされない社会のはずです。
今の状況は「しかたない」のではなく、「そういう選択をしてきた結果」です。そして選択は、変えられます。
https://note.com/taka_peace369
「こども食堂1万か所」を素直に喜べない理由——豊かな国で、子どもが飢えている現実・・・。ボランティアの善意が広がり、地域のつながりが生まれている——ニュースはそう伝えます。でも、少し立ち止まって考えてみてほしい。… pic.twitter.com/tE2bGT38Ms
— 🌸上城孝嗣 (@taka_peace369) May 30, 2026














