「日本の海を守っているのは誰ですか?」
そう聞かれたら、多くの人は「海上保安庁」か「自衛隊」と答えるはずです。荒波を切り裂く巡視船、威風堂々とした護衛艦——テレビで何度も目にしてきた光景です。
しかし、その陰で、命を懸けて海と対峙している「第三の守護神」がいることをご存知でしょうか。
その名は、水産庁「漁業監督官」。
国会の外交防衛委員会で、ある議員はこう語っています。「実は意外と多くの国民の皆さんが気づかれてないところで、逮捕や開示、そのさらに最前線で日本の海を守ってくれているのが水産庁の漁業取り締まりを行う監督官の皆さんだ」
逮捕。開示。——これは行政手続きの言葉ではありません。
漁業法第128条第1項を根拠に、彼らは漁業取り締まり船に乗り込み、24時間態勢の監視、立ち入り検査、そして必要とあらば逮捕・押収を伴う強力な執行権の行使まで担っています。
さらに驚くべきは、尖閣諸島周辺における役割分担です。東側を水産庁、西側を海上保安庁が担当する——この「東の水産庁、西の海保」という布陣は、メディアではほとんど語られることがありません。
なぜ、国防の一翼を担うこれほど重要な存在が、私たちの目から隠されているのでしょうか。「魚の役所」という非武装のイメージと、強力な法執行機関という実態のあいだにある大きなギャップは、ほとんど説明されることなく見過ごされてきました。
そしてその現場を、国会という公の場で「言葉の礫」によって傷つける政治家がいるという現実もあります。私たちの安全は、現場の士気という、目には見えないけれど極めて壊れやすい「精神の盾」によって支えられているのです。
知らなかった「海の守り手」の正体、そして私たちが知らされていない情報の構造について、続きの記事で詳しく明らかにしていきます。
https://note.com/taka_peace369/













