「日経平均、過去最高値を更新!」
そのニュースを聞いて、あなたは思いませんでしたか。
「……でも、全然実感ないんだけど?」
スーパーの値段は上がり、光熱費の請求書にため息が出て、給料はほとんど変わらない。これは「気のせい」でも「贅沢な悩み」でもありません。実質賃金は長期マイナスが続き、多くの家庭が静かに、確実に追い詰められています。
では、なぜこんな矛盾が起きているのでしょうか。
実はこの「豊かさを感じられない構造」には、はっきりとした理由があります。その核心にあるのが、消費税という「合法的な搾取装置」です。
「みんなで公平に負担する税」として導入されたはずの消費税。でも実態は全く違います。赤字でも払わなければならない中小企業の滞納額は5,000億円規模。一方で、輸出大企業には毎年数兆円規模の還付金が流れ込んでいます。
中小企業が血を流して納税する横で、大企業には巨額のキャッシュが還流する——。これは偶然ではなく、制度の設計上そうなっているのです。
そして「なぜ誰も変えようとしないのか」という疑問にも、答えがあります。
政治・官僚・メディアが互いの利益のために「言わない・動かない・報じない」という忖度の鉄の三角形が、30年以上この構造を守り続けてきました。企業献金で縛られた政治家、天下りルートを守りたい官僚、大スポンサーの顔色を伺うメディア——。
この連鎖に気づいたとき、「仕方がない」という言葉が、いかに都合よく使われてきたかがわかります。
私たちが30年間、豊かになれなかった本当の理由。消費税の「不都合な真実」。そして今日からできる、小さくても確かな「知的抵抗」とは何か。
続きの本編では、この構造を図解するようにわかりやすく、全6章にわたって徹底的に解説しています。
「なんとなく変だな」と感じていたことが、きっとスッキリするはずです。














