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まずは「知る事」から始まる

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2026年3月、中東情勢はもはや「緊張」という言葉では収まらない段階に突入しています。

バグダッドの米大使館周辺で黒煙が上がり、軍服姿の群衆が旗を振りながら抗議するという衝撃的な映像がSNSで拡散しました。これは単なる偶発的な混乱ではありません。その背景には、緻密に絡み合った地政学的思惑と、ひょっとすると誰かが意図的に描いたシナリオがあるかもしれないのです。

何が起きているのか、まず整理しましょう

2026年2月28日の米国とイスラエルによるイランへの攻撃をきっかけに始まった中東戦争に、長年にわたり米国とイランの代理戦争の舞台となってきたイラクが急速に巻き込まれています。

バグダッドの米大使館は3月14日にドローンによる攻撃を受け、これは今回の中東戦争開始以降、同大使館が攻撃を受けた2度目のことでした。大使館上空には黒煙が立ち上り、米政府は米国民に「今すぐ退避するよう」呼びかけています。

親イラン武装勢力は「イラク・イスラム抵抗」と呼ばれる連合のもとで結束し、イラクおよび地域内の米軍基地に対してドローンやロケット弾による攻撃を日常的に行っていると主張しています。大使館への攻撃直前には、親イラン民兵組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」を狙った攻撃があり、司令官を含む3人が死亡していたという事実も見逃せません。

イラクという「板挟み国家」の悲劇

イラクは今、歴史上類を見ないほど苦しい立場に置かれています。米軍基地が点在する一方で、イラン系民兵組織も国内に深く根を張っている。どちらかの肩を持てば、もう一方に攻撃される。まるで二つの巨大な磁石の間に挟まれた砂鉄のような状態です。

イラクでは、ハーメネイ殺害に抗議するためにアメリカ大使館を襲撃し、警備側と衝突する事態も起きており、死者も発生しています。シーア派の宗教的感情が、政治的・軍事的行動と混然一体となって爆発しているのが現状です。

「イスラエルの罠」説を考える

ここからが陰謀論的な視点になりますが、あながち荒唐無稽とも言い切れない話です。

今回の作戦には「獅子の雄たけび」「エピック・フューリー作戦」「ユダの盾作戦」というコードネームが付けられており、攻撃開始からわずか2時間後にトランプ大統領は、この作戦の目的が「事実上、イランの体制転換」であると表明しました。

体制転換――これはイスラエルが長年夢見てきた中東の地図の書き換えそのものです。トランプ政権が自らの意思でこの戦争を始めたのか、それともイスラエルの巧みな外交工作によって「乗せられた」のか。2月28日という開戦の日付は、トランプ政権の外交的脅しが功を奏さなかった直後のことでした。

さらに疑惑を深めるのが、イランの女子学校付近が攻撃され多数の死傷者が出た事案について、トランプ大統領は「イランによるものだ」と主張した一方、ベリングキャット等の調査機関は映像分析から米国が使用するトマホークミサイルによるものだと報じた点です。情報戦も激化しており、何が真実かすら見えにくくなっています。

出口の見えない戦争

ホルムズ海峡は事実上の封鎖状態にあり、エネルギー市場は大きく混乱しています。イランは交渉や停戦を求めていないと外相が明言しており、収束の兆しはありません。

トランプ大統領は今後1週間でイランへの攻撃を一層強化すると表明し、米国防長官は米イスラエル両軍がこれまでに計1万5000カ所の標的を攻撃したと明らかにしました。

バグダッドの煙は、単なる局所的な騒乱ではなく、中東全体が「新しい秩序」へと再編される激動の予兆かもしれません。トランプがイスラエルの罠にはまったのか、それとも最初からシナリオ通りだったのか――その答えは、歴史だけが知っています。


※本記事は報道情報と複数の分析をもとにした考察を含みます。陰謀論的観点はあくまで一つの見方として提示しています。

Linda

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