「戦前の日本が失敗したのは、民主主義がなかったからだ」
そう聞くと、なんとなく納得してしまいませんか。でも実は、これが最も危険な「思い込み」かもしれないんです。
1925年、日本に普通選挙が導入されました。有権者が一気に増え、大衆が政治に参加できる時代が始まった。一見、民主主義の前進です。
でもその直後に何が起きたか――「統帥権干犯」というキーワードが政界に飛び交い始め、新聞が煽り、右翼団体が暴走し、首相が暗殺される。そしてわずか3回の選挙で、議会政治は事実上の機能停止に追い込まれました。
恐ろしいのは、その「バズワード」を最初に使ったのが、他でもない野党の政治家だったということです。選挙に勝つための「ネタ」として使った言葉が一人歩きし、やがて自分自身に跳ね返ってくる。これ、どこかで見た構図じゃないですか?
さらに驚くべき事実があります。軍国主義者の象徴とされる山縣有朋が、対中国への無謀な要求に「反対」していた一方で、民主的な大衆政治家・大隈重信が民衆の熱狂に乗っかって強硬策を推し進めていたんです。
民主主義を信じない人間の方が、民衆の熱狂に冷静でいられた――この逆説が、歴史の怖さを物語っています。
「あそこをこうすれば失敗しなかった」という答えは、どこを探しても出てきません。日英同盟の維持も、貿易立国への転換も、憲法改正も――全ては「結末を知っている」私たちが後付けで語る話に過ぎないんです。
そして今、私たちはSNSというバズワード拡散装置を手に持って、毎日政治的な判断をしています。
100年前の有権者と、私たちは本当に違うのでしょうか。
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