「答えを教えてください」「私は何をすればいいですか」
こんなメッセージが届くたびに、少し立ち止まって考えてしまいます。情報が指先ひとつで手に入る時代に、私たちの「思考力」は本当に育っているのでしょうか。それとも、知らないうちに退化しているのでしょうか。
この問いに、世界が認める知性が真正面から答えています。
MITに65年間在籍し、「20世紀最大の知識人」とも称されるノーム・チョムスキーは、こう言い切っています。
「授業で何を教えるかは重要ではない。重要なのは、あなたが何を発見するかです。」
彼が定義する「本当に教育を受けた人間」とは、知識をたくさん持っている人ではありません。どこを探せばいいかを知っていて、真剣な問いを自分で立てられて、必要であれば常識すら疑える人のことです。
これは200年以上前に近代高等教育の礎を築いたフンボルトが語った思想とも深く繋がっています。「人間として充実した生を送るための核心は、外部の制御なしに、独立して探究し創造する能力にある」と。
時代は変わっても、本質は変わっていないのです。
むしろ、情報が溢れかえる今の時代こそ、この「問いを立てる力・疑う力・自分で考え抜く力」の重要性は増していると感じます。検索すれば何でも出てくる時代に、それでも「自分の頭で考えること」にこだわれるかどうか。それが、知識を持っている人と、知性を持っている人の分かれ目です。
知識はスマートフォンに保存できますが、知性は保存できません。
チョムスキーが語った言葉の全貌と、それが現代の私たちにとって何を意味するのかを、本編でじっくりと掘り下げています。「最近、自分で考えることが減ってきた気がする」と感じている方にこそ、読んでいただきたい内容です。
https://note.com/taka_peace369/











