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まずは「知る事」から始まる

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東京大学工学部長の加藤康雄教授が、国会の調査会でとんでもない発言をしていたのをご存知でしょうか。

「南鳥島周辺の海底には、無尽蔵のレアアースが存在する」——。

しかもその埋蔵量、調査対象面積のわずか1%の範囲だけで1600万トンにも上るというのです。さらに驚くべきことに、技術の進化によって魚の歯や骨といった有機物からもレアアースを抽出できるようになってきているとのこと。海底に降り積もった魚の残骸が、次世代のエネルギー・技術革命を支える資源になるなんて、まるでSFの世界の話のようですね。

レアアースとは、スマートフォン、EV(電気自動車)、ミサイル誘導システムなど、現代のハイテク産業に欠かせない希少金属の総称です。現在、その生産量の約6割以上を中国が握っており、実際に2010年には中国が対日輸出を一時制限し、日本の製造業が大きなダメージを受けたことは記憶に新しいはずです。

もし南鳥島沖の資源が本格的に採掘可能になれば、日本は中国依存から一気に脱却できるどころか、世界のレアアース供給国として圧倒的な影響力を持つことになります。


では、なぜこれほど重大なニュースが、日本社会でほとんど話題にならないのでしょうか。

ここで少し陰謀論的な視点を持ち込んでみると、興味深い「構造」が見えてきます。

実は日本の周辺海域には、レアアースだけでなく、石油・天然ガス・メタンハイドレートなど、膨大な資源が眠っていることが様々な調査で指摘されています。尖閣諸島周辺に大規模な石油埋蔵の可能性を国連機関が公表した途端、それまで尖閣に興味を示していなかった中国と台湾が突如として領有権を主張し始めたのは、あまりにも「タイミングが良すぎる」と感じる方も多いのではないでしょうか。

そして忘れてはならないのは、欲しがっているのはアジアの隣国だけではないという点です。イギリス・フランス・アメリカといった欧米列強も、長年にわたって日本の周辺資源に熱い視線を送り続けています。戦後の日本が資源開発において慎重な姿勢をとり続けてきた背景に、こうした外圧や国際政治の複雑な思惑が絡んでいるとしたら——そう考えると、日本が自国の資源を十分に活用できていない現状も、単なる「技術的な遅れ」や「予算不足」では説明しきれない部分があるように思えてきます。


さらに深読みすると、レアアースの採掘技術が本格化することで最も困るのは、現在の供給独占体制で莫大な利益を得ている国や企業です。日本が独自の採掘・精製技術を確立すれば、既存の国際資源市場のパワーバランスが根底から覆る可能性があります。それを望まない勢力が、日本の資源開発を「環境問題」「コスト問題」「技術的課題」という形でひっそりと遅延させようとしているとしたら——もちろん確証はありませんが、そういった視点で世界のニュースを眺めてみると、見え方がかなり変わってきます。


資源を守るということは、単に採掘技術を磨くことだけではありません。その資源が存在する海域を、外国に奪われないよう守り続ける防衛力が不可欠です。

海上自衛隊の活動範囲、離島防衛の体制、そして排他的経済水域(EEZ)の実効的な管理——こうした問題は、「政治家や専門家に任せておけばいい話」では、もはやないのです。

南鳥島の海底に眠る1600万トンのレアアースは、うまく活用できれば日本の未来を大きく変える「国家の財産」です。でも同時に、それは世界中の目を引き寄せる「標的」でもあります。

私たちひとりひとりが、日本の資源と安全保障について自分事として考え始める時が、もう来ているのかもしれませんね。

上城 孝嗣

日本を愛する人と繋がりたい🇯🇵🌸毎日「気づき」を提供するために発信中! 嘘を教える教育や、メディアに破壊され続けてきた日本人の魂。まずは何事にも好奇心を持ち、世界にも目を向ける事。これまで知らなかった多くの事を学ぶと全てが繋がって真実が見えてきます。 「知らないのは恥ではない、知ろうとしないのが恥である」

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