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まずは「知る事」から始まる

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コロンビア大学の経済学者、ジェフリー・サックス教授がついに口を開きました。「これはハルマゲドンだ」——イランの首都テヘランへの無差別絨毯爆撃を前に、彼が選んだ言葉はそれでした。

「標的攻撃」という嘘

イスラエルとアメリカが繰り返す言葉があります。「我々は軍事施設を狙っている」「民間人への被害は最小限だ」というやつです。でも、サックス教授はそれをはっきり否定しています。

「これは標的攻撃ではない。ただ人々が無差別に殺されているだけだ」

テヘランは人口約1000万人の大都市です。そこへの絨毯爆撃が「精密攻撃」などとは、どう言葉を並べても成立しません。戦争の報道には必ずと言っていいほど、実態を薄めるための言語操作が伴います。「副次的被害(collateral damage)」という婉曲表現が典型例です。死んでいるのは統計ではなく、人間です。

ハルマゲドンを待ち望む人たちの存在

ここからが少し不気味な話になります。

「ハルマゲドン」という言葉は、単なる比喩ではありません。キリスト教の『ヨハネの黙示録』に登場する、世界の終末における善と悪の最終決戦のことです。そしてアメリカには、この「終末」を文字通り待ち望んでいる宗教的グループが一定数存在します。

「キリスト教シオニスト」と呼ばれる人々です。彼らの信仰では、イスラエルの再建と中東での大規模戦争が、イエス・キリストの再臨を促す「必要条件」とされています。つまり、戦争が拡大すればするほど「神の計画が進んでいる」と解釈されるわけです。

陰謀論的に聞こえるかもしれませんが、これは米国の政治に実際に影響を与えてきた現実の信仰体系です。共和党の票田の一部を構成し、歴代政権の中東政策にも影響を与えてきました。サックス教授が「米国内の宗教的熱狂が戦争をエスカレートさせるリスク」を警告したのは、こうした背景があるからです。

戦争を「引っ張っている」のは誰か

「第三次世界大戦へ向かう道を引っ張っているのは、イスラエルとアメリカの暴力的な政府だ」

サックス教授のこの発言は、主流メディアではほとんど報じられませんでした。大手メディアの多くは、こうした「不都合な真実」を語る著名人の声を、アルゴリズムの外側へと追いやります。

考えてみてください。世界有数の経済学者が「第三次世界大戦」と「ハルマゲドン」という言葉を使って警告を発しているのに、ニュースのトップを飾らないとはどういうことでしょうか。

情報統制とまで言い切るつもりはありませんが、何が「報じられる戦争」で何が「報じられない戦争」かを決めている構造には、常に注意を払う必要があります。

今、私たちに何ができるか

サックス教授の警告が重要なのは、彼が「反米」や「反イスラエル」の活動家ではなく、長年アメリカの政策立案に関与してきた主流派の知識人だからです。そういう人物が「暴力的な政府」という言葉を使い始めたとき、それは本当に事態が深刻な段階に入ったサインかもしれません。

ハルマゲドンは聖書の中だけにあるべき言葉です。それが現実の都市の名前と並べて語られる今、私たちは少なくとも「何が起きているのか」を自分の目で確かめようとする姿勢を持ち続けるべきでしょう。

沈黙は、時として加担と同じです。

上城 孝嗣

日本を愛する人と繋がりたい🇯🇵🌸毎日「気づき」を提供するために発信中! 嘘を教える教育や、メディアに破壊され続けてきた日本人の魂。まずは何事にも好奇心を持ち、世界にも目を向ける事。これまで知らなかった多くの事を学ぶと全てが繋がって真実が見えてきます。 「知らないのは恥ではない、知ろうとしないのが恥である」

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