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まずは「知る事」から始まる

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「発電機」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか? 重くてうるさいエンジン式の機械、停電のときにご近所に気を遣いながら動かすあれ……というイメージを持っている人は多いと思います。でも今、その常識がガラッと変わりつつあるんです。

ここ数年で登場した家庭用ポータブル発電機の中には、塩と水だけで電気を生み出せるものまであります。仕組みはシンプルで、食塩水に電極を入れることで化学反応(ガルバニ電池の原理)を起こし、電力を取り出すというものです。燃料も不要、エンジン音もなし。コンパクトで持ち運びも簡単。災害時や停電時に、スマートフォンの充電やLEDライトの点灯など、最低限のライフラインを確保するのに十分な電力を供給できます。

さらに驚くべきことに、水だけで発電できる製品も登場しています。水と空気中の酸素を利用した燃料電池の一種で、特殊な触媒によって水を分解し電気を生み出す技術です。これまで研究室レベルの話だったものが、一般家庭向けに商品化されるフェーズに入ってきているんです。


そもそも「発電」というのは、思っているよりずっと身近なテーマです。

学校の自由研究でおなじみのものだと、手回し発電機やペットボトルで作る風車、モーターを使った工作などがあります。カセットボンベ式の発電機も、アウトドアや災害備蓄のアイテムとして広く知られるようになりましたね。

でも世の中には、もっとユニークな発電のアイデアがたくさんあります。たとえば廃棄されたうどんをバイオ燃料に変えたり、牛のげっぷ(メタンガス)を回収してエネルギー化したり。ダンスフロアの振動で電力を作る施設や、Wi-Fi電波のエネルギーをわずかながら収集する技術なんかも研究されています。

未来を感じさせる技術としては、海水の塩分濃度差を利用した「逆電気透析」という発電方式も注目されています。淡水と海水が混ざり合うときのエネルギーを電力に変えるもので、環境負荷がほとんどない次世代エネルギーとして世界中で研究が進んでいます。地熱発電や、特定の波長の光に高効率で反応する特殊な太陽電池も、これから私たちの生活に入ってくる可能性が十分にあります。


ここで少し、立ち止まって考えてほしいことがあります。

「知らない」というのは、思っている以上にリスクです。知らなければ、選ぶことができません。選べなければ、備えることもできません。

戦争、巨大地震、台風や豪雨による長期停電、そしてパンデミック。この数年で、私たちはそれが「遠い国の話」でも「映画の中の話」でもないことを、身をもって知りました。電気が止まるだけで、冷蔵庫の食料はだめになり、スマートフォンは使えなくなり、医療機器が止まる家庭では命に関わる事態にもなります。

「何か起きてから考えよう」では、もう遅いんです。備えとは、何も起きていない今だからこそ意味があるものです。

塩と水で動く小型発電機一台。それを「なんか面白いな」で終わらせるか、「うちにも一台あると安心だな」と思って行動に移すか。その差は、実はとても大きいんです。

技術はどんどん進化して、私たちの選択肢を広げてくれています。大切なのは、その情報をちゃんとキャッチして、自分の暮らしに引き寄せて考えてみることです。「知っている人」だけが、いざというときに正しい選択ができます。

まず「知ること」から始めてみてください。それが、これからの時代の備えの第一歩です。

上城 孝嗣

日本を愛する人と繋がりたい🇯🇵🌸毎日「気づき」を提供するために発信中! 嘘を教える教育や、メディアに破壊され続けてきた日本人の魂。まずは何事にも好奇心を持ち、世界にも目を向ける事。これまで知らなかった多くの事を学ぶと全てが繋がって真実が見えてきます。 「知らないのは恥ではない、知ろうとしないのが恥である」

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