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まずは「知る事」から始まる

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突然ですが、あなたはザ・ブルーハーツの「リンダリンダ」という曲を知っていますか?

1987年にリリースされたこの曲は、今もなおカラオケランキングに顔を出し、テレビCMで流れ、世代を超えて愛され続けている日本ロック史に残る名曲です。でも、この曲がどうやって生まれたか知っている人は、意外と少ないかもしれないです。

その誕生秘話が、実はとても示唆に富んでいるんです。


あの歌詞は”その夜”に生まれた

時は1987年。ザ・ブルーハーツはライブを控えていました。その前日の夜、ギタリストの真島昌利(マーシー)は新曲の歌詞を書こうとしていたのですが、なかなかいい言葉が浮かんでこなかったそうです。

そこで彼がとった行動が面白い。「もういいや」と開き直り、頭に浮かんだ言葉をそのまま書き連ねたというのです。「ドブネズミみたいに美しくなりたい」「写真には写らない美しさがあるから」——普通に考えたら意味不明に近い言葉の連なりですが、それが結果的に唯一無二の世界観を生み出しました。

そしてボーカルの甲本ヒロトは、その歌詞を受け取ったとき「これだ」と直感したといいます。飾らない言葉、ぶつかるようなメロディ、ひたむきな演奏。すべてがかみ合った瞬間が、あの曲の誕生でした。


「成功者は最初から違う」という幻想

ここで少し立ち止まって考えてみてほしいのですが、あなたはザ・ブルーハーツのことをどんなバンドだと思っていますか?

「天才的なミュージシャンたちが集まって、最初から売れることがわかっていたバンド」——そう思っている人もいるかもしれないです。でも実際は全然違います。

ヒロトとマーシーが初めてバンドを組んだ頃、彼らはまったく売れていませんでした。ライブハウスに出ても客は数人、機材も満足にそろえられない時期が続いていたそうです。音楽業界の人間から「この路線では売れない」と言われたことも一度や二度ではなかったといいます。

それでも彼らは「かっこいい音楽をやる」という一点だけを軸に、やり続けました。


転機は「準備していた人」にしか見えない

では、なぜ彼らは成功できたのか。才能?運?

たしかに両方あったと思います。でも、もっと大切なことがあると私は思っているんです。それは「チャンスが来たときに、躊躇なく動けた」ということです。

マーシーが歌詞を書いた夜、彼は「完璧なものを書かなければ」というこだわりを一度捨てました。そして、頭の中にあるものをそのまま外に出した。ヒロトはその歌詞を受け取ったとき、「これは自分たちがやるべき音楽だ」と即座に判断して動いた。

この「ぬるま湯から出る決断」ができるかどうかが、成功した人とそうでない人を分けているように思えてなりません。


SNSの「成功者」を見て気づくこと

今の時代、InstagramやXを見れば、輝かしい成功を収めた人たちの日常が次々と流れてきます。華やかなオフィス、旅先の景色、高級なディナー。「自分とは違う世界の人間だ」と感じてしまうことも多いかもしれないです。

でも、よく見てみてください。彼らの過去の投稿を遡ると、迷っていた時期、失敗を語っていた時期、「どうすればいいかわからない」と吐露していた時期が必ずあるはずです。

結局、成功している人たちも、最初は私たちと同じ「普通の人」だったんです。違いがあるとすれば、「転機が来たときにそこに飛び込んだかどうか」という、たったその一点だけだと思います。


ドブネズミの美しさに学ぶこと

「ドブネズミみたいに美しくなりたい」

この歌詞、改めて読むとすごく深いなと思います。ドブネズミって、決して華やかな存在ではないです。でも、泥の中でも力強く生きている。写真映えはしないけど、本物の生命力がある。

マーシーはそんな存在に「美しさ」を見出しました。それはきっと、自分たちの音楽スタイルへの自負でもあったんだと思います。「売れ線じゃなくても、俺たちには本物がある」という。

あなたにも、きっとそういう「写真には写らない美しさ」があるはずです。SNSで映えなくても、数字に表れなくても、確実に積み重ねているものがある。

問題は、それを信じてチャンスが来たときに動けるかどうか、だけです。


リンダリンダが生まれた夜、マーシーは完璧を求めるのをやめて、ぬるま湯から出ました。その一歩が、あの名曲を生んだんです。

あなたの「リンダリンダ」は、まだそこに眠っているかもしれないです。

上城 孝嗣

日本を愛する人と繋がりたい🇯🇵🌸毎日「気づき」を提供するために発信中! 嘘を教える教育や、メディアに破壊され続けてきた日本人の魂。まずは何事にも好奇心を持ち、世界にも目を向ける事。これまで知らなかった多くの事を学ぶと全てが繋がって真実が見えてきます。 「知らないのは恥ではない、知ろうとしないのが恥である」

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