エプスタイン事件が世界に衝撃を与えてから、私たちは「権力者たちの裏の顔」というものを否が応でも意識させられるようになりました。小児性愛ネットワーク、政財界との癒着、そして謎の島での儀式……。氷山の一角が見えてきたとき、多くの人が気づき始めたのです。「これは一部の狂人の話ではなく、システムとして機能しているのではないか」と。
そのシステムの入り口のひとつとして、近年注目を集めているのがフラタニティ(Fraternity)という存在です。
フラタニティとは何か?
フラタニティとは、主に北米の大学に存在する男子学生の社交・友愛団体のことです。日本語に訳せば「兄弟団」とでも言いましょうか。メンバーは互いを「ブラザー(Brother)」と呼び合い、専用の寮(フラタニティハウス)で共同生活を送ります。表向きの活動はボランティア、チャリティ、スポーツ、そして豪快なパーティー。「学生時代の青春」を体現したような組織に見えるのですが、その実態は少し違うようです。
フラタニティはギリシャ文字を冠した名前を持つことが多く、「ΔΚΕ(デルタ・カッパ・イプシロン)」や「スカル・アンド・ボーンズ」などが有名どころです。特にスカル・アンド・ボーンズはイェール大学の秘密結社として知られており、ジョージ・W・ブッシュ元大統領やジョン・ケリー元国務長官もメンバーだったことが公になっています。つまり、フラタニティは単なるサークルではなく、将来の権力者たちが「人脈と忠誠心」を育む場として機能しているわけです。
「入会儀式」という名のスクリーニング
フラタニティへの加入には「ラッシュ(Rush)」と呼ばれる選考期間があり、その後「プレッジ(Pledge)」という試用期間を経て正式メンバーになります。問題はこのプレッジ期間で、外部に漏れてくる話によると、精神的・肉体的に過酷な試練が課されることがあるようです。
表向きは「忍耐力やチームワークを鍛えるため」と説明されますが、陰謀論的な視点から見ると、これは別の意味を持ちます。過酷な体験を共有することで強固な秘密の共有関係が生まれ、「外部には言えない体験」を持つことで組織への忠誠心が担保されるのです。心理学的には「認知的不協和」と「コミットメントの原理」をうまく利用した手法とも言えます。一度深く関わってしまうと、抜け出しにくくなる構造が最初から設計されているとも考えられます。
資金の出どころが怪しい
さて、ここが最も興味深い部分です。フラタニティハウスの維持費、イベント費用、そして奨学金制度……これらの資金はどこから来るのでしょうか?
多くのフラタニティには「アルムナイ(Alumni)」と呼ばれる卒業生ネットワークが存在し、彼らが多額の寄付をしています。そしてそのアルムナイの中には、ウォール街の金融マン、シリコンバレーの起業家、政界のロビイスト、果ては軍産複合体と深い関係を持つ人物が名を連ねているケースも少なくありません。
エプスタインもプリンストン大学など名門校との関係を持っていたことが指摘されており、こうした「エリート養成の場」に資金を流し込むことで、将来の人材を囲い込む構造があったのではないかという見方もあります。育てた「ブラザー」たちが社会の要職に就いた後も、見えない糸で繋がり続ける……そう考えると、フラタニティはまさに「エリートの製造工場」と言えるかもしれません。
日本にはない文化だからこそ要注意
日本では馴染みが薄いこの文化ですが、グローバル化が進む中、日本の若者が海外留学でフラタニティに接触するケースも増えています。「人脈が広がる」「英語が上達する」といったポジティブな側面も確かにある一方で、一度深く関わると抜け出しにくい構造や、思想的な影響を受けるリスクも無視できません。
エプスタイン事件は、私たちに「権力の見えない構造」を疑う目を持つことの大切さを教えてくれました。フラタニティもまた、その構造の一部である可能性を頭の片隅に置きながら、世界のニュースを読んでいく必要がありそうです。
アメリカの大学寮で謎の儀式?フラタニティとは?
エプスタイン事件の発覚で世界中に狂人が溢れている事が分かってきましたが、まだまだ知らない事だらけです・・・💦欧米の大学には秘密結社的な組織が結構あって、社会に出るまでに工作員を育てあげるようです。… pic.twitter.com/mv7agwQxo3
— 🌸上城孝嗣 | 因果の法則 | 彌栄 | 感謝 🙏 (@taka_peace369) February 23, 2026







