Skip to content

まずは「知る事」から始まる

Menu

1999年。映画史上最も謎めいた遺作が、世界に静かな衝撃を与えた。

スタンリー・キューブリック監督の『アイズ・ワイド・シャット』。トム・クルーズとニコール・キッドマンという世界最高峰のカップルを主演に据え、製作費1億ドルをかけて作り上げたこの作品は、公開からわずか6日前、キューブリックが突然この世を去るという、あまりにも劇的な幕切れとともに世に送り出された。享年70歳。死因は心臓発作とされているが——果たして本当にそれだけだったのだろうか?

映画の中の「儀式」は、フィクションではなかった?

物語の核心は、主人公のビル・ハーフォード医師(トム・クルーズ)が迷い込む、ある豪邸での秘密の儀式シーンだ。仮面をつけた参加者たち、ローブをまとった聖職者風の人物、そして性的な儀式——その映像は、単なる「官能的なサスペンス映画」の演出として片付けるには、あまりにも具体的すぎる。

実はこのシーンには、現実世界との不気味な一致が存在する。

1972年、イギリスのハートフォードシャーにあるロスチャイルド家の豪邸「メントモア・タワーズ」で開かれたパーティーの写真が、後に流出した。招待客は仮面をつけ、儀式的な衣装に身を包み——その光景は『アイズ・ワイド・シャット』の問題のシーンと、驚くほど酷似していた。このパーティーを主催したのは、マリー・エレーヌ・ド・ロスチャイルド。写真には、オードリー・ヘップバーンやサルバドール・ダリといった著名人の姿も確認されている。

キューブリックはこの写真を見ていたのか?それとも、彼はもっと直接的な「情報源」を持っていたのか?

エプスタインリストが再燃させた疑惑

2024年末から2025年にかけて、ジェフリー・エプスタインの顧客リストや関連文書が断続的に公開され、世界中を騒がせた。そこに名を連ねる政財界の大物たち。エプスタインが提供していたとされる「サービス」の内容。そして、彼が運営していたプライベートアイランドでの出来事——。

これを知った上で『アイズ・ワイド・シャット』を見返すと、映画はまったく違う顔を見せる。

映画の中で描かれるのは、超富裕層だけが参加できる秘密のネットワーク、一般市民が立ち入れない儀式空間、そして「知りすぎた者」への脅し。ビル医師が儀式に迷い込み、翌日には「忘れろ」と圧力をかけられるシーンは、エプスタイン事件で被害者たちが経験したとされる「口封じ」の構造と、恐ろしいほど重なって見える。

キューブリックは、エプスタインが表沙汰になる20年前に、すでにこの「システム」の存在を映画として表現しようとしていたのだろうか。

「完成版」は本当に存在するのか

もう一つ見逃せない事実がある。

キューブリックは生前、映画のラフカットをワーナー・ブラザーズに提出した直後に死亡した。そして公開版では、問題の儀式シーンにCGで人物が挿入され、映像の一部が意図的に隠されていたことが明らかになっている。配給会社側は「R指定回避のため」と説明したが——本当にそれだけの理由で、監督の遺作が無断で改変されるものだろうか?

「キューブリックが本当に伝えたかったシーンは、カットされた」という説は、今もネット上でくすぶり続けている。

キューブリックという男の「目の覚め方」

キューブリックは常に、時代の「タブー」に挑み続けた監督だった。『博士の異常な愛情』で核戦争の狂気を笑い飛ばし、『時計仕掛けのオレンジ』で国家による暴力支配を描き、『シャイニング』では——これもまた別の陰謀論の宝庫だが——何か「隠されたメッセージ」を仕込んでいたと言われる。

そして最後の作品で彼が選んだテーマは、「世界の支配層が隠し持つ秘密の顔」だった。

タイトルの『アイズ・ワイド・シャット(Eyes Wide Shut)』とは、「目を大きく閉じたまま」という矛盾した表現だ。つまり「知っているのに、見ないふりをしている」——その状態を指している。これは私たち観客への問いかけではないか。富と権力の頂点に立つ人々が何をしているか、薄々気づきながらも、目を閉じたままでいる私たちへの。

見るなら「今」かもしれない

エプスタインリストの公開によって、「陰謀論」とされてきた多くの話が、少しずつ「陰謀の現実」へと塗り替えられつつある。そんな今だからこそ、『アイズ・ワイド・シャット』は単なるサスペンス映画として消費されるべきではないだろう。

キューブリックが死の直前に完成させ、死後に「改変」されて世に出たこの作品は、彼が私たちに向けて放った最後のメッセージかもしれない。

「目を覚ませ」——と。


※本記事は陰謀論的な観点を含む考察記事です。現時点で事実として確認されていない情報も含まれます。

上城 孝嗣

日本を愛する人と繋がりたい🇯🇵🌸毎日「気づき」を提供するために発信中! 嘘を教える教育や、メディアに破壊され続けてきた日本人の魂。まずは何事にも好奇心を持ち、世界にも目を向ける事。これまで知らなかった多くの事を学ぶと全てが繋がって真実が見えてきます。 「知らないのは恥ではない、知ろうとしないのが恥である」

Sponsor

人気記事ランキング