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まずは「知る事」から始まる

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2003年7月、東京・赤坂のウィークリーマンションで起きたプチエンジェル事件。デートクラブを経営していた男が少女4人を監禁し、その後リビングで縊死体となって発見されたこの事件は、表向きには「解決済み」として処理された。だが、20年以上が経過した今もなお、都市伝説界隈では語り継がれ続けている。なぜか。それは、この事件があまりにも多くの”疑問”を残したまま幕を閉じたからだ。


事件前から少女たちはそこにいた

怪談作家の川奈さんが語る証言は、この事件に別の側面を加える。彼女は偶然にも、事件の舞台となったウィークリーマンションに事件発覚前から居住していた。そこで彼女が目にしたのは、平日の昼間から廊下やコインランドリーにたむろする小学校高学年〜中学1年生ほどの少女たち。しかも彼女たちは、男性物の洗濯物を何度も洗っていた。

学校に行っているべき時間帯に、なぜ子どもたちがあのマンションにいたのか。川奈さんはこう推測する。「事件が起きる前から、すでにあの場所で何かが行われていたのではないか。そして少女たちはグルーミング――つまり巧みな手口で懐柔され、自然にそこへ引き寄せられていたのではないか」と。

グルーミングとは、性的虐待の加害者が被害者の信頼を時間をかけて獲得し、抵抗感を失わせる手法だ。もし事件の前段階からそれが行われていたとすれば、この事件は単発の監禁事件ではなく、もっと長期的・組織的な構造の上に成り立っていた可能性が出てくる。


2000人の顧客リストはどこへ消えた?

この事件で最も語られる謎が「顧客リスト」の存在だ。現場からは約2000件にのぼる顧客情報が記されたノートが発見されたとされ、その中には政治家や著名人のイニシャルが並んでいたと当時の一部新聞が報じた。

しかし、このリストがその後どう扱われたかは一切明らかになっていない。捜査関係者によれば「情報が不完全で捜査には使えなかった」とされているが、これを額面通りに受け取る人は少ない。記者クラブを通じたリリースであることを考えると、情報が”整理”された可能性は十分ある。2000人という数字の重さを考えれば、なおさら不自然だ。

陰謀論的な視点から見れば、この事件は日本版エプスタイン事件とも言える構図だ。アメリカの実業家ジェフリー・エプスタインが富裕層や権力者に未成年を斡旋していた事件では、彼の「顧客」と目される人物リストが世界中を震撼させた。そしてエプスタイン自身は拘置所で「自殺」という形で死亡している。プチエンジェル事件の犯人も、監禁前に所有していた車を売却するなど、まるで”後処理”をしたかのような行動が確認されており、単独犯とは考えにくいという声は根強い。誰かに消された、あるいは消えるよう仕向けられた――そう読む人が後を絶たないのも無理はない。


事件を追ったジャーナリストが東京湾に浮かんだ

さらに不気味なのが、この事件を取材していたジャーナリストの死だ。歌舞伎町の闇を長年追い続けていた骨太の記者で、麻薬の売買現場にも踏み込むほどの人物だったという。ある日突然「何もかもが嫌になった。旅に出る」というメールを関係者全員に送り、姿を消した。

締め切り直前の失踪に編集部は困惑したが、その後、彼が使っていた一眼レフカメラが路上で発見される。そして数日後、東京湾に遺体が浮かんだ。背中を何度も刺され、手足を縛られた状態で。水中に長時間あったため全身は腐敗していたが、手の皮膚を剥がして採取した指紋によって本人と確認された。

プチエンジェル事件を追っていたから消されたのでは、という憶測が飛び交ったが――結局、犯人は1週間以内に別の動機で逮捕された。事件との直接の関連は否定された形になった。だが「タイミングが良すぎる」「本当に無関係だったのか」という疑念は今も消えていない。


真相が”明かされない”ことの意味

プチエンジェル事件が都市伝説として生き続ける最大の理由は、「謎が謎のまま放置されている」ことにある。顧客リストの行方、犯人の不可解な行動、ジャーナリストの死――これらのピースは、何者かが意図的に隠しているとしか思えない形で欠けている。

権力者が関与していれば情報は揉み消される。それは歴史が繰り返し証明してきた事実でもある。だとすれば、この事件が「解決済み」として静かに棚上げされていること自体が、何かを物語っているのかもしれない。

真相を知る人間は、今もどこかにいるはずだ。

上城 孝嗣

日本を愛する人と繋がりたい🇯🇵🌸毎日「気づき」を提供するために発信中! 嘘を教える教育や、メディアに破壊され続けてきた日本人の魂。まずは何事にも好奇心を持ち、世界にも目を向ける事。これまで知らなかった多くの事を学ぶと全てが繋がって真実が見えてきます。 「知らないのは恥ではない、知ろうとしないのが恥である」

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