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まずは「知る事」から始まる

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「ワープ!」と聞いて、宇宙戦艦ヤマトのあのシーンを思い浮かべた人は、きっと少なくないはず。艦体がぐにゃりと空間に飲み込まれ、瞬時に何光年もの彼方へ——あれは単なるSFの演出のはずだった。ところが今、あの映像を子どもの頃にかじりついて観ていた世代の物理学者たちが、「あれ、実は理論的に不可能じゃないかもしれない」と言い始めているのだ。


物理法則を「破らない」ワープ航法

まず押さえておきたいのが、ワープ航法の基本的な発想だ。「光速を超えて移動する」と聞くと、アインシュタインの相対性理論に真っ向から違反するように聞こえる。確かに、物体が空間の中を光速以上で移動することは理論的に許されていない。しかしここに、なかなかニクい抜け道がある。

「物体が動くのではなく、空間そのものを動かせばいい」というアイデアだ。

1994年、メキシコ出身の物理学者ミゲル・アルクビエレが提唱した「アルクビエレ・ドライブ」という理論がある。これは、宇宙船の前方の空間を収縮させ、後方を膨張させることで、宇宙船自体は局所的には静止したまま、泡のように包まれた空間ごとワープするというものだ。船の中にいる乗員は慣性力もなく、時間の遅れも経験しない。しかも光速を超えても相対性理論と矛盾しない——なぜなら「動いているのは空間」であって「物体」ではないからだ。ある物理学者が「既知の物理法則と最も矛盾なく両立させやすい技術」と評したのも、こういう理由からだ。


最大の壁は「エネルギー問題」…だったはず

長らく、この理論の最大のネックは必要エネルギーの途方もない大きさだった。初期の計算では、木星一個分の質量をエネルギーに換算した量が必要とされており、「理論的にはOKでも現実的にはナンセンス」という扱いを受けていた。

ところが2021年以降、複数の研究チームが独立して「必要エネルギーを大幅に削減できる新しい設計モデル」を発表し始めた。中には、現実的なスケールのエネルギー量で成立する可能性を示した論文もある。「莫大」には変わりないが、「木星まるごと」から「もう少し現実的な話」へとスケールが縮んできているのだ。


ここで少し陰謀論的な視点を挟んでみる

さて、少し視野を広げてみよう。

アメリカ国防総省傘下のDARPA(国防高等研究計画局)や、NASAのジョンソン宇宙センター内にかつて存在した「Eagleworks」という極秘研究室では、ワープ航法や反重力に関連する研究が非公式に行われていたとされている。「非公式」というのがミソで、公式発表は限りなくゼロに近い。

一方、2017年にアメリカ政府が突如として「未確認航空現象(UAP)」の映像を公式に認め、2023年には議会公聴会でUAPに関する証言まで飛び出した。元政府関係者が「回収された非人間製テクノロジーが存在する」と宣誓証言したのは記憶に新しい。

もし——あくまでも「もし」の話だが——何らかの超高度技術がすでに存在しており、それが密かに研究・解析されているとしたら?民間の物理学者たちが「理論的に可能だ」と言い始めたこのタイミングは、果たして偶然だろうか。「そろそろ一般社会に技術を開示する前段階として、学術的なアリバイを作っているのではないか」——そんな見方をするUAP研究者も実際に存在する。陰謀論と笑い飛ばすのは簡単だが、政府が長年「ない」と言っていたものが「ある」と認めた前例を見ると、一概に否定もしにくい。


「想像できるなら、実現できる」

宇宙戦艦ヤマトの原作者・松本零士氏は、核融合エンジンや波動砲のような概念を当時の最先端物理学からインスピレーションを受けて描いたと言われている。そしてそのマンガを読んで育った子どもたちが、今まさにワープ理論の論文を書いている。

人類の技術史を振り返れば、「不可能」が「可能」に変わる瞬間は常に突然だった。飛行機、核エネルギー、インターネット——いずれも実現直前まで「絵空事」と言われ続けた。ワープ航法も、今はまだ「理論上は可能」の段階だが、エネルギー問題の解決策が見つかった瞬間、一気に加速するだろう。

人間が想像できるものは、いつか必ず形になる。ヤマトが宇宙へ旅立ったように、私たちもいつか——本当に——星の海へ出ていく日が来るのかもしれない。

上城 孝嗣

日本を愛する人と繋がりたい🇯🇵🌸毎日「気づき」を提供するために発信中! 嘘を教える教育や、メディアに破壊され続けてきた日本人の魂。まずは何事にも好奇心を持ち、世界にも目を向ける事。これまで知らなかった多くの事を学ぶと全てが繋がって真実が見えてきます。 「知らないのは恥ではない、知ろうとしないのが恥である」

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